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一日一福

人生色々あるけどさ・・・ めざせ「日日是好日」!

2月14日(木)  家畜のフンは宝の山?

先日、5~6年手塩にかけて育てたバラが、コガネムシの幼虫に根を食い尽くされて3本ボツになり、かなりムカついていた。

「ヤママユガ」の幼虫が人類を救うかもしれないんだから、似たような姿のコガネムシの幼虫もなんかの役に立たんのか!?と思っていたら・・・似たような連中が脚光を浴びつつあるようだ。

タイワンカブト

     タイワンカブトムシ。オス・メスとも小さな角がある。

注目されているのは、この方々のお子様。

彼ら、沖縄や奄美大島で山積みになった牛や豚のフンの中で生きているそうだ。
何でそんな病原菌の巣窟で生きていられるのか、農業生物資源研究所で彼らの免疫機能を調べたところ・・・

くり1

     「おか~さん、誰も聞いちゃいないって・・・。」

細菌に感染した幼虫は、体内で菌を攻撃するタンパク質を分泌していることが判明。
このタンパク質の断片であるペプチドが、細菌に対抗していることが突き止められた。

くり2

     「みんな退屈だって・・・。」 いいんですっ!

これがなんの役に立つかって?

昨今よく「院内感染」で問題になるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)など、特効薬のバンコマイシンも効かない薬剤耐性菌をやっつけられるかもしれないんだ!

こわ~い感染症との闘病経験のある私としては、これは興味深い。

くり3

     「ねえ、読者が減るから・・・。」 ほっといてよっ!

この幼虫の作るペプチドと同じ構造、性質のペプチドを作り、既存の抗生物質と併用すると、細菌は耐性を獲得できず、薬の効果が維持されるんだって。

くり4

     「ZZZZZ・・・」 いやらしい奴だな、幼虫姿寝か?

ねえ、コガネムシの幼虫だって似た様な姿なんだから、なんか役に立たないの?
何がしか世のためになるって言うんなら、もう少し奴らに対して寛容になれるんだけどなぁ。

ただ、この研究で幼虫をフンの中から掘り出す作業は、暑さと臭さでかなりキビシイものだったそうだ。
そりゃそうだろう。想像しただけで・・・ウウップ・・・。

せんちゃん

     せんちゃん、ご飯食べてる途中で寝なくても・・・。
     そんなにつまんなかったですか?すいませんね・・・。ふん。


今日はバレンタインデー。私はフランス語の舌をかみそうな名前の超高級チョコなんかより、チロルチョコの方が好きですっ!!・・・て、もらうべきは私じゃないんだけど。
でも本日の「福」。もらった~~~~♪
チョコ

最近若い子の間で流行りだという「友チョコ」♪
なんつーか、高校生に戻ったような、たとえようのないヨロコビです。
Tさん&お嬢様、ありがと~♪大事に食べ・・・すぐなくなりそう・・・。
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テーマ:医療関連ニュース - ジャンル:ヘルス・ダイエット